タトゥー刺青の下絵。。。


KANです。

 

 

今日はタトゥー下絵のお話。

 

みなさんからオーダーいただいたタトゥーは

特に大きなサイズのものを中心に、

下絵を作るところから始まります。

線画の場合もありますし、ラフステッチの場合もある。

簡単な色つけをする時もあります。

 

前もってイメージをお客さんと共有したいですし、

彫られる側にとっても

どんな仕上がりイメージなのか?

気になりますし、不安ですよね。

 

ワンポイントの場合は

施術前に実際に肌に当ててみて

サイズ感など納得していただくことが出来ますし、

和彫りや腕一本などの大きな柄の場合は、

ある程度お任せいただくとはいえ、

彫師がどんな完成形を頭に描いているのか

お客さんにも理解しておいていただきたい。

 

そんなわけで下絵に費やす時間は

彫る時間以上かかることが少なくありません。

のべ5〜8時間くらいかかることも。。。

 

最近はiPadやペンタブで描く彫師も多いようですが、

自分には使いこなせる気がしないので未だアナログ派。

 

 

刺青下絵、鯉袖三分

 

刺青下絵、虎

 

刺青下絵、龍、骸骨

 

まずは簡単なラフスケッチ、

そのあと下絵となる線画を作っていきます。

 

刺青下絵、花魁金魚

 

先に写真を撮らせていただき、

簡単なイメージ画を作ることも↓

 

刺青下絵、鯉袖九分

 

その方の持つ雰囲気や年齢、体格、ファッションなども

十分考慮しながら下絵は作ります。

事前に打ち合わせの済んだ方や

何度も担当させていただいている方ですと

スムーズに描けるのですが、

遠方だったり事前に時間が取れないといった方も

やはりいらっしゃいます。

メールで

「これこれのデザインをお願いします」だけでは

描き始められない部分もありまして(汗)

事前打ち合わせが難しい場合は

当日じっくりお話しながら下絵を作る流れとなりますので、

この点はご理解いただけますと助かります。

 

 

どんなデザインになるか?

彫師それぞれ表現は異なりますので、

まず自分に合う彫師を見つけることが

タトゥーを愉しむ第一関門。

本当に一期一会です。

良い出会いがありますように^^

 

 

 

 

明日7月29日月曜日は

横浜スタジオのみ臨時休業とさせていただきます。

ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

 

そして、ちひろの誕生日も明日29日☆

Happy Birthday!!!