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NEW TATTOO AFTERCARE

タトゥーのアフターケア

■施術後のアフターケアについて■

1)彫り終わった後、ワセリンをたっぷりと塗り、
清潔なガーゼで患部を保護した上でお帰りいただきます。

2)施術後2~3時間経ったら、保護ガーゼを剥がして、
ぬるま湯で患部のワセリンや血を優しく洗い流します。
ガーゼが患部に張り付いて剥がれない時は、ぬるま湯をガーゼの上からかけながらゆっくりと剥がしてください。
※石鹸やボディソープは厳禁です。
※当日の飲酒は控えて下さい。

3)当日より入浴は可能ですが、患部はまだ傷のままですので、なるべく控えめに、
かつ患部を刺激しないようにして下さい。
※くれぐれもシャンプー、石鹸等を擦り込んだりしないようにご注意ください。

4)施術後、包帯やガーゼまたは消毒などの処置は特に必要ありませんが、
tattooの仕上がりに影響しますので、患部に雑菌等が入らない様に注意し、
傷口はぶつけたり、こすったりしないようにしてください。

汗をかくような運動や患部を圧迫するような服は避けて下さい。

仕事などで衣服に患部が触れて痛い場合は、
ガーゼやラップなどを当てて保護してください。傷みがかなり和らぎます。
※施術後1~2日間のみにし、帰宅後はすみやかに剥がし、洗浄&乾燥をお願いします。

■治っていく過程と対処法■

【2日め】

施術後、2~3時間経ったら、貼ったガーゼを剥がして、ぬるま湯で石けんなど付けずに、軽く洗い流す。
特に抗生物質入りの軟膏や消毒することなく、外気に当てて清潔にしておいた、2日めの状態が左です。
まだ赤みを帯びていて、触ると痛い状態。汗をかいたり、圧迫しないように注意してください。清潔第一です。

【3日め】

表面が少しだけ乾いてきて、場所によってシワになってきています。皮膚は伸縮しますが、かさぶたは伸縮しませんので、皮膚の動きのある部分はこうなります。まだ触ると痛いはずです。
入浴時などタオルを強く当てたりすると、かさぶたが取れてしまいますので、注意が必要です。洋服を着たり脱いだりする際も慎重に。

【4日め】

かさぶたが乾燥してきました。ぼかしの場合、色の淡い部分は早く治り、色の濃い部分は比較的ゆっくり治ります。カラーや黒つぶしの場合は、この画像よりもかさぶたは厚くなる場合がほとんどです。関節部分は特に注意が必要。
割って血が出ると、間違いなく色抜けします。強く皮膚を引っ張ったり、ぶつけたりすると簡単に割れてしまいますので、少しだけ保湿しておくと、かさぶたが突っ張らず楽です。
お風呂上がりにかさぶたが突っ張った感じがするのも、この頃です。

【5日め】

出来たかさぶたが少しづつ剥け始めました。
3日めくらいから行っていただきたい保湿の方法をご紹介していきます。

【保湿クリームの塗り方】

今回はワセリンに少し水を加えて柔らかくして塗布してみました。
化膿止め抗生物質入り軟こう(例/テラマイシン、フルコート、ドルマイシン)である必要はありません。何も塗らないで治す方、オロナイン軟膏で治す方、ニベアで治す方…様々いらっしゃいます。
塗って治すというより、かさぶたが割れないように保湿という意味合いで塗る感じでしょうか。
血行の良くなるお風呂上がりや新品代謝の高まる就寝前に塗るとより効果的です。
塗り過ぎは禁物です。
かさぶたに引っ掛けないように、トントンと軽くたたくような感じで、薄く塗ってください。

【保湿クリームの塗り方2】

これが薄く塗布した状態。
表面が少しだけ光る程度で結構です。塗りすぎると、かさぶたがぐちゅぐちゅしてきますので要注意。かさぶたが突っ張る感じがする時に、臨機応変に対処してください。

【6日め以降】

関節に近いところは、かさぶたが最後まで残りやすい部位です。無理に剥がしたりせず、気長に治してあげてください。

通常1週間~10日前後でかさぶたが取れます。かゆみを伴う場合がありますが、ボリボリ掻いてはいけません。
かさぶたが取れた後の皮膚は少しテカテカして薄く、外部からの刺激に非常に弱い状態です。
ちょっとしたことで傷になりますので、大切に扱ってください。
かさぶたが取れてしまえば、お風呂で軽く洗っても大丈夫です。

皮膚、そして色が完全に落ち着くまでには2~3週間かかります。
かさぶたの様子や治癒日数は、施術部位・彫り方・デザインによって異なりますので、参考程度にご覧下さい。

完成後の突き直し(タッチアップ)は無料で行っております。気になる点がありましたら、 遠慮なくお申し付けください。
ご納得される仕上がりまで、しっかり対応させていただきます。

■アフターケアのよくあるご質問■

Q)彫ったその日に入浴してもいいですか?

大丈夫です。
ただお湯が当たるとかなり痛いですので、彫った部位はなるべく刺激しないようにしてください。ボディソープでこすったり、バスタブに長時間つかったりしないほうが良いでしょう。

Q)彫ったその日に飲酒してもいいですか?

おすすめしません。
血行が良くなり、出血・インクの浸み出しと良いことはありません。とりあえず施術当日のみ我慢してください。

Q)毎日消毒したほうが良いのでしょうか?

消毒する必要はありません。本来の自然治癒を遅らせるだけですので、清潔に保ってさえいただければ大丈夫です。
入浴時にやさしく洗ってあげるだけで十分です。

Q)血やインクが止まらない。どうしたらいいですか?

体質や部位によって、そのようなケースもあるようです。保湿クリームを塗りすぎた場合も同じです。まずは部位を十分乾燥させることを心がけ、衣服などで蒸れないようにしてみてください。そうすることで徐々におさまります。

Q)仕事中痛いので、ガーゼやラップで保護してもいいですか?

季節によっては蒸れやすくなりますので仕事中のみにしていただき、帰宅後はすぐに剥がしてください。その後、必ずぬるま湯で洗い流し、清潔に保っていただければ構いません。

Q)朝起きたら、血やインクが出ていてパジャマに引っ付いてしまった。

無理に剥がすと、皮膚も取れてしまう場合があります。ぬるま湯でパジャマを十分湿らせて、ゆっくりと優しく剥がしてください。

Q)海、プールはどのくらい経過してから入れますか?

かさぶたが完全に取れるまで厳禁です。個人差がありますが、7~10日後を目安にしてください。レジャーなどのご予定がある方は、余裕を持って施術に臨んでください。
治った直後は皮膚がデリケートなため、強い日差しに当たるとヒリヒリする場合があります。日焼け止めクリームなどで対応してください。

Q)治りの悪い部分があって、まだ治らない。

かさぶたが割れて、雑菌が入り、炎症を起こした場合に見られるケースです。軟膏/保湿クリームなどを薄く塗り、あせらず治してください。

Q)かさぶたが割れてしまいました。

皮膚の伸縮により、かさぶたに無理がかかると割れてしまいます。自然治癒に任せるしかありません。指先で軽く押してみて、そこだけが痛いような場合は化膿している可能性がありますので、一般の薬局で販売している「テラマイシン軟膏」など、殺菌作用のある抗生物質入り軟膏を「薄く」塗ってください。

Q)かさぶたが取れた後、皮膚が荒く白くなっているのですが。

傷として完治していても、皮膚が完全に再生するまでは2~3週間かかります。白い薄皮のようなものが、「出来ては治り、出来ては治り…」という方もいらっしゃいます。無理に剥がすと、完治までに余分な日数がかかりますので、そのままにしておいてください。

Q)色が抜けてしまった部分があります。

無料にてお直しいたしますので、遠慮なくご連絡ください。ただ傷の状態によっては1ヶ月ほど経ってからのほうが痛みも少なく、綺麗に仕上がりますので、詳しくは担当彫師にお問い合わせください。