ハワイアン、インディアン、フラッグTATTOO
先日行われた伊勢志摩サミットの関係で地下鉄の警備が普段よりも厳しい中、
不運にも2日連続で職質をかけられてしまいました。
初日は朝のラッシュ時、
眠さの入り混じった無愛想な顔が職質をかけられた原因だったのかもしれません。
次の日はそんな前日の体験を踏まえ、
気持ち笑顔を心がけておりましたが、ここでもまさかの職質。
良かれと思った事が裏目にでたそんな昨今、
サミットの後日に行われた
アメリカのオバマ大統領の広島でのスピーチになぜかはまってしまいまして、
毎日お気に入りの音楽のように繰り返し聞いております。
言葉も歴史も政治もまるっきりわかりませんが、
実に聞き取りやすいリズムで、
久しぶりに英語辞書を引きながら勉強してみたりと、
随分と勉強欲を高めて頂いております。
そんな流れに沿いまして本日は、
ハワイアンやインディアン、
ナショナルフラッグなど新旧アメリカなモチーフを紹介いたします。
まずはオバマ大統領の出身地ハワイから
ハワイアントライバルのタトゥーです。
お客さんがダイビングやマリンスポーツに精通している方でしたので、
「海の守り神」を意味する《ホヌ》という海ガメを主役に添え、
その他ハワイアンなモチーフをふんだんに散りばめたトライバルタトゥーの作品です。
両サイドの唐草模様のトライバルのなかにはお客さんからいただいた資料から3
つほどハワイアンなモチーフを織り交ぜています。
主役のホヌは海を連想させるブルーのグラデーションをかけ、
オリジナル感の強い作品に彫りあげる事ができました。
お次はアメリカの先住民のモチーフのタトゥー。
《ココペリ》というアメリカ先住民ホピ族に伝わる神様で、
可愛い名前から連想するには難いですが、
笛を吹く事で、豊作。子宝。幸運をもたらす神様として、
先史時代のアメリカ文化にとってかけ離させない存在であったそうです。
そんなココペリを既存のトライバルタトゥーの隙間に彫りあげました。
今にも動き出しそうな独特な雰囲気がたまらないタトゥーです。
最後は星条旗のブラックアンドグレイ作品。
既存のtattooの隙間に揺らめくようにデザインさせて頂きました。
数ある国旗の中でも印象力の強い国旗だと思うのですが、
国家としての歴史は比較的に浅く、現在の形になるまでに歴史の変動に伴い、
国旗も何度もデザインの変遷が行われています。
添付した写真以外にも
公式、非公式等はあるようですが、
一つ一つを調べて見ると時代背景などが読み取れたり、
中には物凄く宗教的だったり、
アーバンレジェンド的な側面を感じたり、
星条旗一つにしても、
テーマを絞ってお好みの旗を選んでみるのも個性が引き立って面白いなと思いました。
些細なデザインについてもご相談時にお聞かせ頂き、
基本的には
-YES,WE CAN.- ←もう古いですかね?
の心持ちでおりますので、
新たなtattooの相談、
ファーストタトゥーをお考えの方も、
お気軽にご相談、見学等のお問い合わせ頂ければと思います◎
アメリカについて調べていたらいろいろ欲しい物がでてきたので、
いろいろピックアップしてKANさん達におねだりしようと思います。