肌に映えるtattooの色

肌に映えるtattooの色

KANです。
tattooの色はどのくらい種類があると思いますか?
ストローカーで使っているインクは色数は約30色。
イメージとしては24色入り色鉛筆のような感じですが、
それらの色を調合して使う場合もあるので、色数としては無限です。
ちなみに金、銀はありません。
日本人の肌は黄色みがかっていますので、発色の悪い色もあります。
白などが良い例ですね。
黄色も肌により発色があまりよくありません。
まれに白蛇や白龍のリクエストがあるのですが、
年数と共に色が抜けてきたり、クリーム色っぽい感じになるのでお勧めしません。
じゃあ発色の悪い色は使わないほうがいいの?
そういうわけでもないんですね。
彫師は色々なインクを自分で試して、tattooマシンのセッティングに合ったベストインクを持っています。
広い範囲でも綺麗に残る色やグラデーションでの彩度重視の色など、隠し技があるのです。
白をより白く見せる工夫も当然あります。
ただ色黒の方より色白の方のほうが、やっぱり発色は良いですね。
でも、その辺は彫師の小さなこだわりや気配りがあって、
同じような色を使っていても、
肌に合わせてグラデーションのトーンを加減したり、インクをミックスしたりして、
より綺麗に見えるような工夫をしています。
施術中にそんな細かい説明をすることはあまりないのですが、
さりげなく色んな技を盛り込んでいるのですね(^_^)
ちなみにブルーピンクのグラデーションは見栄えが良く、人気のあるカラー。
黄色ピンク黄色なんかも、なかなか捨てがたい配色です☆
日焼けでの色あせは、それほど神経質になることもないというのが実感。
浅黒くなるわけですから、明るめの色はやっぱり彩度が落ちます。
自分のtattooも遠慮なく日に焼きますが、色はしっかり残っています。
日焼けで色が変わったとか、色が飛んでしまったというクレームもないです。
でも鮮やかな色のまま保っていただきたいというのが、彫師の本音。
インク自体も暗所で保管してますしね。

彫る時には色についても、色々リクエストしてみてください。
個々に合わせたベストなアドバイスができると思いますので(^~^)
今日は色について、お話ししました(_ _)
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