彫師の人生part2(アメリカ編)

彫師の人生part2(アメリカ編)

KANです。
part1のつづき…です☆
フリマで生活を始めて1年。
他の仕入れ先も増え、頑張りと比例するように仕事も軌道に乗ったのですが、なんか不完全燃焼。
その当時から日本の70年代古着は扱っていたのですが、やっぱり本場アメリカへ行きたい!
そんな気持ちがどこかにあったのでしょう☆*゚ ゜゚*
並行輸入衣料品を扱う知人がアメリカへ行くというので、二つ返事で便乗(‘-^*)/
アメリカへの第一歩です。
自由の国、アメリカ。
ロサンゼルスの第一印象。空が青いッ!広~い!アメ車がいっぱい(当然だが…)
現地で紹介されたロス在住の青年に「古着を買いたい」と言うと、
「リサイクルショップで良いですか」と連れて行ってくれた。
日本で売れる古着だらけ。しかも安いっ!
「kanさん、こんな服で喜んでもらえるんですか…?」とぽか~んとした顔の現地の彼。
そりゃそうでしょ。日本で10倍以上の値段で売れるんだから!
ゴミの次はアメリカ古着でしょ(^_^)そう確信した初アメリカでした。
仕入れたアメリカ古着は瞬く間に売れ、1ヶ月後には独りでアメリカへ。
レンタカーの借り方知らない。地図もない。当時ネットももちろんない。でも古着はある(笑)!行くしかない!
空港着いて、さあどうする?
[rent car]の送迎循環バスに乗り、なんとか車ゲット。
『ワタシ、クルマノル。1シュウカン、オネガイシマス』みたいな英語のみっ!。。。(恥)
英語できないから、食事はスーパーのパン。
ケンタッキーフライドチキンを食べたくてオーダーして出てきたのは、離乳食みたいなポテトのみ!しかもパーティサイズのバケツで…(笑)英語ができなくたって常識でわかってもらえそうなモンですがね…
粗大ゴミに比べれば、全然辛くない。だってお金出して買うわけですからね。「あっち行け!」とも言われないし。。。(笑)
成り上がってやる的な気持ちは誰にも負けてなかったあ、と今は思います。
まあ、そんな感じでアメリカ買い付け人生が始まりました。
数ヶ月前まではゴミ拾い。今はアメリカのフリーウエイを走り、町から町へ移りながら古着を買い付けてる。
「思い立ったらまず行動」という言葉の意味を実感したのも、この頃です。
明日は自分が経験した当時のアメリカについて、お話ししようと思います( ̄▽ ̄)