外国人と日本人、何が違う?
KANです。
17日にバンコク入りし、今日でちょうど一週間。
今日は久しぶりに雨が降りまして、
じっとりムシムシな一日でした。
今週は2名のお客さんにかかりっきりでした。
腕一本の和彫りを進めるアメリカ人の方。
完成まであと1時間というところでタップアウト。
2日連続6時間超えはさすがにキツかったようです。
完成は8月に持ち越し^^;
仕上がった際に改めてご紹介します。
こちらはオランダから
観光ついでにお越しいただいた方。
とは言っても3日間みっちり彫って帰られました。
自分の肌の色が好きということで
色入れはここまで。
彫師としてはキレイに色入れして
仕上げとしたかった。。。
それが個人的に心残りでした。
さて今日は
一年半ほど外国人を中心に彫ってみて
感じた事を簡単に。。。
あくまでも自分の主観ですが、
彫師にデザインを任せ
お前のスタイルで彫ってくれ!
という方がすごく多い、特に欧米人。
お客さんの希望はできる限り尊重したいと思い
ココの色は何がいい?と聞いても
「プロに委ねるよ」と言う方が多いです。
「彫っている間はオマエがボスだ」とも。。。
本当によく言われます。
一方、
日本ではお客さんのリクエストに合わせて
構図や色柄を組み立ててゆくことが多いですよね。
タトゥーへのこだわりや思い入れの差なのか?
はたまた日本と外国のタトゥー&彫師への
根本的な考え方の違いなのか?
未だはっきりしません。
そしてもうひとつ驚いたのが、完成までの時間配分。
トータル18時間かかる柄を彫るとします。
日本なら「月イチ3時間ペースで6ヶ月くらいかけ
のんびり焦らず仕上げよう」となる。
欧米人は「6時間づつ3日で仕上がるぜ」と考える。
一気に仕上げるという感覚は
日本人にはあまりないかもしれません。
完成までの道のりを愉しむのは
なかなか良いものなのですが、
6〜7時間づつ3日連続なんてけっこう普通。。。笑
さらに強烈に我慢強いです^^。
とまぁザックリとご紹介してみましたが、
お互いにリスペクトし合いながら
自分だけの一生モノのTattooを
手に入れることには変わりありません。
手抜きせず、しっかりと彫らせていただきますので、
信頼していただければ嬉しいですm(_ _)m
最後に臨時休業のお知らせです☆
明日6月24日(月)は町田スタジオ、
6月26日(水)は横浜スタジオが
それぞれ半期に一度の大掃除のためお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、
スタジオ衛生保持の点からもご理解のほど
よろしくお願いいたします。