tattooの息吹

tattooの息吹

KANです。
普段みなさんに画像としてご紹介できる機会が
なかなかないのが、肌になじんだtattoo。
まさしくその人のものになったという、何とも言えない質感なのですね。
柔らかく、まったりとして優しく変化したtattoo☆
今日はそんな切り口でお話しします。
↓彫りたてのVirgin and Child。

ラファエロの「小椅子の聖母」を…とのことで、
ちひろが新たにデザインを描き直し、ご希望の文字を雰囲気に合わせて、
フリーハンド風にアレンジしてあります。
浸出液が滲んで赤みを帯び、コントラストが強いですよね?
たまに「濃いですね~」と言われることもあるのですが、
彫りたては少し濃いぐらいがちょうど良いのです。
もちろん肌になじんだ数ヶ月先を見据えた
ぼかし具合になっております(_ _)
↓そして、こちらが2ヶ月経ったtattoo。

極端なコントラストが柔らかく落ち着き、
ぐっと雰囲気が良くなりました。
もちろん、これ以上薄くなったりすることはありません。
ホームページなどでご紹介している画像は、
彫り終わってすぐ撮影したものが多く、肌になじんだものは少ない。
彫師的には、数ヶ月経った状態を見てもらいたいのですが、
なかなかそうもいかず…
今回撮影する機会があったので、ご紹介してみました。
お客さんの背中で微笑むマリア。
この状態が一番、優しく生き生きとしているなあ、、、と感じるのは
自分だけでしょうかね?
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