音を愛する。墨を愛する。

音を愛する。墨を愛する。

KANです。
初めてご来店いただいたのが、2年ちかく前だったかな?
「背中に赤文字でPUNKS NOT DEADと彫ってくれ」
驚きました。。。(・・;)
背中はもっとも大きい絵柄が彫れる部位。
彫師としてもお客さんとしても絶対後悔があってはなりません。
「もう一度考えたら?」「本当に大丈夫?」
何度も何度も確認したのですが、まったくブレない。
意志は固かった。。
スプレー風というのもご指定。
仕上がってしばらく音沙汰がなく、勝手に心配していたのですが、
ある日メールが…。
『FUJIROCK関係のサイトで背中のtattooが動画で出てるんで、
見てみてください。色々な人から話しかけられて好評でした!。。。etc』
本人にとっては、非常に大切なフレーズだったのですね。
彫師としての勝手な固定観念で考えてはいけないということを
あらためて教えてもらったお客さんです(_ _)
その後、スカルのDJ、音楽へのストレートなメッセージ…などなど、
色々なtattooでお付き合いさせてもらっています。


今日はナイフを、次回はナイフと文字の間にヘッドフォンを
彫り上げる予定。
すべて音楽に関連しているデザインでのリクエストです。
音楽を愛し、tattooを愛する。
刺青は究極の自己主張。tattooを見ると人生観がわかる。
そんな彼です(^ε^)♪
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