己の器で勝負するのだよ。。。

己の器で勝負するのだよ。。。

KANです。
彫師って、いつから人に彫るようになるの?
みなさんからすると、非常に興味のあるテーマではないでしょうか。
ストローカーの場合、まずはひらすら絵を描き、
彫り物の柄や構図などを勉強してゆきます。
その後、先輩彫師の施術を後ろから見ることを許される。
その間、衛生面や電話応対、接客をはじめ、
人に彫るということの心得はもちろん、
施術の流れやtattooマシンのメカニズムなどなど、
多岐にわたって頭に叩き込んでいきます。
その確認の意味で>>彫られてみたり。。。
そして自分を彫るというプチ実践へと進んでいくのですね。
なもんで、下半身の彫りやすい部位は、練習の彫り物で
いっぱいになります(汗)
すべて月単位で進む流れですがね、当然。
そして、いよいよ人に彫る。
この役目は>>自分です
お客さんからの目線から教えることもあるし、
痛みなどもしっかり伝えることも必要。
そこで結果を出せば、いよいよ他人様を彫ることを許されます。
とはいっても、お客さんでは決してありません。
肌を差し出してくれる人を自分で見つけてくるコト。
これが絶対条件!
それはどういうことを示すのか?
人としてのカリスマ性を見ることができる。
誰だって嫌いなヤツに彫られたくない。
おまえなら彫られてもイイよ、と思われるかどうか。
つまりは武道と同じだと思う。
相手があって初めて稽古となる。
身体を貸していただき、ありがとうございましたという、
礼の精神。
美容師さんなんかだと、お客さんを格安で切ってあげて
練習することはできますが、彫師はそうはいきません。
髪は伸びますが、彫り物は消えませんから。
そこに金銭的な対価があるべきじゃないし、
今までの人間関係で勝負してみろと。。。
人を惹きつける真剣さを持っているのかと。。。
これが非常に大事なことだと思うのですね。
Akiもいよいよ、決して短くはない最終段階へ入りました。
$ストローカータトゥーの舞台裏
Akiになら,,,と集まってきた仲間たちの一人。
「ブログに載せるから顔出してもいい?」と聞く自分に、
『いっすよ☆盛り上げます!』と。。。
$ストローカータトゥーの舞台裏
いいヤツには必ずいいヤツが集まります。
$ストローカータトゥーの舞台裏
まずは彼らために、、、
そして彫師として堂々とお客さんと向き合える日のために。
先輩彫師たちは、そのおっきな背中を毎日応援してるぞ☆
押忍。。。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆