タトゥー彫った後の運動はいつから?

KANです。

 

 

先日こんなご質問をいただきました。

 

「施術後はどのくらい運動を控えたほうがよいのでしょうか?

いろいろ調べていて、2週間控えた方がいいと言う人もいれば、

小さいタトゥーなら2日経ったら運動してもよいと

スタジオによって違うみたいです。」

 

 

それではいってみましょう^^

 

※現在は湿潤療法といって

創傷被覆材で傷を覆い治す方法が主流ですが、

今回は昔ながらの一般的なご説明となります。

 

まず想定されるのが、

プールやジムでのトレーニング、

ランニングなどですね。

過去にはボクシングジムに通っている

という方もいらっしゃいました。

 

タトゥーというのは肌に小さな穴を開け、

その穴を通じて真皮にインクを入れるという仕組み。

施術後のヒリヒリとした強い日焼けのような痛みは

そのせいでして、つまりは「傷」なワケですね。

その傷を保護しようとするのがカサブタです。

傷が治り表皮が再生されると、

カサブタは役目を終え剥がれてきます。

綺麗に治すためには

彫った部分が完治するまで

とにかくかさぶたを大事に扱うことが重要。。。

 

運動すると汗をかきます。

ジムであればそれが自分の汗だけとは限りません。

細菌やバクテリアの増殖を促してしまいます。

シャツ等に部位が擦れてしまうかもしれない。

関節が近ければ、皮膚の伸縮のせいで

かさぶたが割れるかもしれない。

プールなら細菌感染する可能性もある。

 

 

経験から申しますと、

「かさぶたが取れるまで」の7日〜10日間くらいは

タトゥーに負担をかけるようなハードな運動は

避けたほうが良いと思います。

特に海やプールは絶対に避けていただきたい。

 

タトゥー施術後の運動

※かさぶたが残っているこのような状態ではNGですよ↑

 

 

タトゥーだってただの傷。

色のついた傷と思ってください。

かさぶたが割れたり無理に剥がしたりすると、

傷の治りは遅いです。

化膿するともっと治癒の時間がかかります。

色飛びの原因になりますし、

発色にも影響してきます。

 

傷跡を残さず綺麗に早く治す方法って

おそらく誰もが幼い頃から感覚的にご存知だと思います。

擦りむいた傷を綺麗に治すために

普段しないであろうことはしない。

 

いたってシンプルです^^

 

 

ネットでも色々な書き込みや情報がありますが、

柄や部位に合わせた対処法は

彫った彫師に聞くのが間違いない。

 

「他人に聞くな、彫師に聞け」

コレ、昔から言われている言葉です。

 

いつでもご連絡ください^^