タトゥーを彫る前に知っておきたい、自分にベストな位置。。。【上腕編】

タトゥーを彫る前に知っておきたい、自分にベストな位置。。。【上腕編】

KANです。
皆さんは彫る位置をどのように決めていますか?
彫師はプロですから、あなたの彫りたい部位についてバランスを考えながら
位置をアドバイスしてくれます。
ですが、最終的に決めるのは自分自身。
「もうちょっと上が良かったかな?いや下か…?」
特にファーストタトゥーの場合、緊張して
彫師にうまく伝えられないことだってあるかもしれません。
彫った後であれこれ悔やまないように、
今日は画像を交えながら、
上腕に彫る際のアドバイスをお伝えしようと思いますので、
お付き合い下さい(_ _)。
まずは太陽のトライバルで検証してみましょう。
◎肩の丸みを生かして、一番上に彫った場合。
$ストローカータトゥーの舞台裏
上腕の一番上に彫る時に気にしてもらいたいコトは、ただ一つ。
肩の丸みにかかってしまうと、真横から見て上が短く見えてしまうこと。
肩関節を包むような感じを狙うなら良しですが、
それ以外の場合は、このくらいが上限かと思います。
◎ベストな位置というと、↓このくらいの高さでしょうか☆
$ストローカータトゥーの舞台裏
◎なるべく下が良いという場合は、
$ストローカータトゥーの舞台裏
このくらいでもアリですね☆
腕全体のバランスからみてもOKかと思いますが、いかがでしょう。
◎Tシャツからチラリと見せたいんだよ、という場合、
$ストローカータトゥーの舞台裏
実際はこの位置でも真横からは見えないことが多いですが、
タトゥーの上のスペースが気になりますね。
上腕の半分あたりに点線を引いてみました。
つまり、肩からヒジのちょうど半分より下にタトゥーの重心がくると、
バランスが崩れることがわかります。
続いて、ポリネシアン柄を腕に巻いた場合をみてみましょう。
$ストローカータトゥーの舞台裏
上腕にタトゥーを巻きつける場合、上げすぎると脇に当たりますので、
一番上にもってきたとしても、ここまでが限界。
これでも裏側(脇下)はグルリと繋げることができないと思います。
ベストな位置というのは、このへんでしょうか☆
$ストローカータトゥーの舞台裏
絵の重心は半分より下にありますが、全体のボリュームも手伝って
それほど違和感がありませんね。
上記のような物理的な理由もありますので、実際のところ
このくらいの高さに彫る方が多いです。
チラリズムを優先すると、こんな感じになります。
$ストローカータトゥーの舞台裏
個人的にはアリかと思いますが、
下げすぎるとタトゥーの上スペースがやっぱり気になってきます。
「上がさみしいので何かで埋めたい足したい!」となる場合も。。。
今後何かを付け足したいと思っているなら別ですが、
単体で彫る場合は、しっかりと位置を考えておく必要がありそうです。
いかがだったでしょうか。
こうしてみるとデザインによってはバランス取りが大事というのが、
おわかりいただけたかと思います。
あとはこれをふまえた上で、
彫師と相談しながら最終的に彫る位置を決めていけば良いかと♪
上腕に彫る際の位置決めのポイントは、
肩とヒジのちょうど真ん中を意識し、
そこから上下に動かしながらベストポジションを探してゆく。
鏡に向かって、ケータイなどを肌に当ててみるとよくわかります。
ぜひ参考にしてみてください(^_^)
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