文字のあれこれ in 町田スタジオ
KANさん達の渡米期間中、
自分は町田店での勤務でした。
本日はそんな町田での勤務最終日です。
見渡せばスタジオ近隣の飲食店の入れ替わりが多かったりと、
街が変化していく速度に驚きつつ、
お昼は新しく出来たお店にお邪魔しに行ったり、
息抜きに散歩をしてみたりと、
新鮮な気分で毎日お仕事させて頂きました。
そして、
ありがたい事に勤務期間中は連日たくさんの予約を頂きました。
横浜のお客さんにもわざわざ町田までご来店いただきまして、
本当にありがとうございます(^-^)
中でも手書きの温かみある文字の施術を希望されるお客さんが多く、
今日はいくつかそんな手書き風文字のタトゥーを
言葉の意味合い等も合わせてご紹介いたします.。
-You only live once-(人生は一度きり)
《YOLO》と略される事もあります。
自身を鼓舞して、ほかの人に勇気も与えてくれそうな重みのある文章です。
施術中も男同士熱い話で盛り上がりました。
逞しい腕にマッキーの細い方で書かれた様な丸みのあるデザインの対比がとても魅力的です。
片方には《YOLO》
反対には《SICK(本来の意味は病気などのネガティブな意味ですが、
スラングとしては良い意味でヤバイ!等といったニュアンスもあります)》
といったスラング同士の組み合わせで、
(人生一度きりだからSICKに生きるぜ!!)
といった具合の合わせ技もあったりします。
-True love never grows old-(本物の愛は色褪せない)
ストレートな感情が伝わる英語のことわざです。
そんな文章を万年筆でゆっくり思いを込めて書いたような印象を与えられるように、
ペン先の強弱、止め、跳ねなど細部までこだわりました。
外国の言語を訳す際、
語句に縛られる事なく、
意訳で考えてみるのも文字を彫る時のヒントになるかもしれません◎
-Forever love-は直訳すれば(永遠の愛)ですし
-True love never grows old-も意訳すれば(永遠の愛)です。
デザインや施術面の大きさで文字のバランスを考えてみたり、
言葉にひねりを加えてみたい時に少しでも参考になれば幸いです(^-^)
-Aliis si licet, tibi non licet.-(たとえ他人に許されても、あなた自身には許されない)
というラテン語のことわざtattoo
ラテン語のことわざは学術的で哲学色が強い印象です。
解釈の物差しは人其々なのが面白い部分だと思います。
お客さんの希望を伺って細めの筆で書いたような書体を選びました。
繊細な線の中にも力強さを加えたような表情が印象的です◎
-TIME IS MONEY-(時は金なり)
日本語でも馴染みがある、有名なことわざですね。
元々は英語から日本語に訳されたそうです。
手書き感のあるタトゥーではありませんが、
発想としては面白いと思いましたのでご紹介します。
書体はパソコンからそのまま出力した物ですが、
幾つかの文字を
上下左右に反転をしてあります。
Mを上下反転にしたらWだしな… 等の考えはズバッと切り捨て
パッと見のインパクトがとても印象的です。
『IS』の『I』を伸ばして下の『S』を
ドルっぽくして文章の意味を引き立たせてます◎
固定概念に囚われず、
見た目のインパクトに比重を置いてみたりするのも多いに有りです(^-^)
シンプルな文字も捉え方や組み合わせ方で印象が変わります。
微力ではあるものの、英語についてはアドバイスできる事があると思いますので、
お気軽にお問い合わせください(^-^)
最後に片ずけ中のちひろさんをパシャリ◎
久しぶりの町田での勤務でしたが、
新しい出会いもあり、
非常に賑やかに楽しくお仕事ができました。
明日からまた、横浜に戻ります。
引き続き横浜店でもよろしくお願い致します(^-^)