浮世絵のおもしろキメラ…☆
EMMIEです。
先日、画像フォルダを見ていたら懐かしいものを見つけました。
原宿にある太田記念美術館さんの展示の案内( ´ ▽ ` )
2017年なので、もう4年も前ですね。
一時期、浮世絵をぼーっと眺めるのにはまっていたワタクシ。
知識は胸を張れるほど皆無。
でも、ここの美術館さんは企画展示が毎回とってもおもしろくて個人的にイチオシで、時間を見つけては通ってました♪
浮世絵って大掛かりな絵が多いと思っていたのですが、実は漫画の先駆けであったりと、小さい落書きのような絵やおもしろい作品もとっても多いんですよね〜。
浮世絵に出てくる動物たちはそんな「おもしろさ」を味わうのにピッタリだと思います(@⌒ー⌒@)
有名どころで言えば、猫!
歌川国芳の「其まま地口猫飼好五十三疋」と、「浮世画譜」の中で歌川広重が描いたスケッチなど…。
当時、かわいすぎてクリアファイルを買った記憶があります(´-`).。oO(どこやったっけな)
浮世絵の猫は、最近はタトゥーとしても人気ですね!
過去の作品を拝借m(_ _)m
先週のブログでErikaさんが紹介していた猫ちゃんも良い…。
個人的に入れたいモチーフのひとつでもあります♪
ところで、展示会の写真の中に奇妙な生き物を見つけました。
な、なんだこれ…?
ぬえ…ではないし、初めて見る生き物…。
もう一体に関しては、足と尻尾が虎なことしかわかりません。
調べてみると、一体は歌川芳虎の「家内安全ヲ守 十二支之図」というそうです。
十二支全部詰め込みました!に大笑いですが、なんとこの生き物は「疫病退散」の願いが込められていると言われているそう。
十二支が合体して、病気や様々な災害から家庭を守って欲しい、そんな願いが込められていたとしたら、このコロナ禍の今こそ一家に一体いて欲しいものです。
無性に可愛いです。彫りたいぞ…。
続いて石のようなものは、歌川芳員の「東海道五十三次 大磯」に出てくる「虎子石」という生き物。
「虎子石」という名から構想を得たのか、まんま「その通り」なデザイン。
なんとも優しい表情をしていますが、周りの人間たちは腰を抜かしてひっくり返っています。
そりゃ、こんな大きな生き物がいきなり現れたらびっくりもしますね…笑
かつて大磯に生きた遊女、「虎」がともに育ったとされる石がルーツのようで、その生涯大事にした石は、いまでも延台寺というお寺に祀られているみたいです。
名前のままに石に虎の手足をつける大胆で斬新なデザインに目を惹かれます。。。笑
この子も可愛い〜。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ太田記念美術館さんのnoteを読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
・太田記念美術館の謎のアイコン「虎子石」①これって何?生き物?
ということで、最近知ったちょっとした豆知識の紹介でした♪
コロナ禍もあってなかなか気軽に遠出ができない今ですが、また美術館で1日ぼーっとする時間を作りたいところです(T T)
この二体ともぬいぐるみがあるらしくて欲しくてたまらない…。
では☆