町田スタジオ彫師見習い募集中◎

キョウヘイです。

 

本日は作品ブログではなく、

彫り師見習い募集ブログ。

 

画像少なめ、乱文です。

どうかお覚悟のほどを。

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ただいまストローカーでは彫師見習いを募集中です。

 

どんな人を求めているか。

は、

わかりやすくKANさんがまとめてくれているので、

過去の記事を含めこちら

を、ご参考いただきたいです。

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さて、どんな人と働きたいか。

 

彫り師になるとして、

ものすごくシンプルに、

一つだけ求めるとすると、

 

「会話のキャッチボールが出来る人。」

 

相手がいて、自分がいて。

 

テンプレートな返事でなく、

言ったことを素直に受け止めて、

きちんと返してくれる人がいいかな。

 

と。

 

逆にいうとこれさえ出来てさえいれば、

こちらも教えることが出来る。

 

自分自身、

これがなかなか出来ていなかった気がします。

まだまだ勉強中です。

 

「これ、やっておいて」

というボールに、

「でも自分は先にこっちやりたいしな。」

と的外れな暴投で返したり。

 

「ここ、こうしたら?」

というボールに

「いや、自分は出来てると思います」

と、取りようのない遠投で返したり。

 

いや、

この例だとそもそもボールを返してないですね笑

 

返せてるつもりになっていたんです。

当時は。

 

ものすごく基本的で当たり前ですけど、

お客さんの立場に立った時、

一番重要な要素でもあると思います。

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「この絵を彫りたいんですけど」

に対して、

「いや、この絵は彫れませんよ」

じゃ大暴投。

 

「タトゥーとしてより良く仕上げましょう」

でボールをキャッチ。

 

サイズや部位に合わせて、

「どう変えていきましょう?」

 

が返し。

もちろん相手が受け取りやすい返答で。

 

口頭で説明してもいいし、

参考作品を見せてもいいし、

直接描いて提案するも良し。

 

最初はもちろん、

彫る以前のことを言います。

 

でもキャッチボールなので、

あなたから投げてきてくれても、

もちろんいいんです。

 

そうしたらこちらも返せる。

あまり受け身になりすぎず、

お互いに成長していくことが出来ると思います。

kannban

それでも最初はまず彫れるようになりたい。

と思うのはすごくわかります。

 

簡単に道具が揃う今の時代。

 

自分も初めは自宅を作業場として道具を揃え、

安さをウリにして、

友人や先輩後輩相手に彫っていた時期がありました。

 

当初は絵が描けていると思ったし、

それなりに彫れている気でいました。

 

でも今思い返すと、

 

蚊の鳴くような音のマシンで、

針先2mmくらい出して彫ってたかな。。。

 

そもそも針もマシンも使い分けなんてしてなかった。

 

お客さんにもすごい姿勢してもらって彫ってたな。

 

描けてたつもりの絵も、

龍の鱗は反対向き。。。

 

恥ずかしいことがたくさんありすぎます。

 

刺青のことを知らない友達相手に、

刺青のことを知らない自分が彫っていたのだから、

気づけることなんてあるわけもなく。

 

「彫師です」

とは名乗れないし、

見習いでも修行でもないので、

「彫師目指し中です!」

と言ってた。

 

途中からは下手なものを彫っているという、

自覚と後ろめたさもあったと思う。

 

独学でもうまくなる人はいるというけど、

自分は間違いなくそうでなかった。

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彫る前の段階で学ぶものってすごく大きいです。

 

語弊を恐れずにいうと、

居心地の悪い思いをしているお客さんに彫るというのも、

実は彫る側も居心地が悪い。

 

すごーくざっくりでいうと、

 

腰が痛くてじっとできないお客さんの、

腰に一枚タオルを敷いてあげるだけで、

じっとしていることが楽になったり。

(お客さんの楽な姿勢というものは、

実際に彫りやすい姿勢でもあります)

 

もちろんいけ好かない相手に肌を預けたくはない。

そういった意味での礼儀や気遣いも教えることはあります。

 

技術に関してまだまだ大きなことは言えませんが、

お客さんを彫らせてもらっている責任として、

 

下手ではない。ということ。

 

そして、

モチベーションと負けず嫌いだけは持っている、

彫り師目指し中の人に、

ストローカーのいろはを教えることの出来る、

自信はあります。

 

我こそは。

 

の声。お待ちしております。

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