2021年春の決意

KANです。

 

4月。。。

新たな出発の季節にふさわしいかどうかわかりませんが、

マジメな話をしたいと思います。

 

ストローカーはもう少しで19年目に入ります。

2003年にスタートし2006年に初めて若い子たちを迎え、

それから複数名の彫師が在籍するチームとして

活動するスタジオになり現在に至ります。

 

タトゥーを取り巻く環境は

ここ5年くらいで大きく変わりました。

インスタグラムの影響が大きいかもしれません。

世界中のタトゥーがリアルタイムで見られる。

これだけ多くの人が普通に彫っているんだという現実。

デザインだって本当に幅広い。

アウトローやアンダーグラウンドと

言われていた時代もあるけれど、

今や普通の方が普通にタトゥーを愛せる時代。

お客さんのすそはかなりの勢いで広がっています。

 

 

かたや彫師はどうでしょう?

そういった変化に対応できているでしょうか?

 

バンコクへ毎月行き来していた頃、

そのあたりの徹底が甘くなっていたこともあり、

ストローカーらしさが薄れていた時期がありました。

ピリッとした上下関係、

そして礼儀を重んじ楽しく全身全霊で彫りに向き合う。。。

お客さんから良い雰囲気だねと言われていた頃を

もう一度取り戻したい。

 

お恥ずかしい話ですが、

ストローカーでもお客さんから

叱咤されることが時々あります。

対彫師ということもあって、

お客さんがぐっと堪えてくれていることも少なくありません。

この点については

この場を借りてお詫び申し上げますm(_ _)m

お客さんは彫師という仕事を

リスペクトしてくれるのであって、

世間でみればまだまだ勉強途中の半人前

ということを忘れてはいけないということです。

 

一人ひとりのお客さんへ、

常識感ある対応と誠意を持って接していきたい。

インスタグラムのいいねやフォロワー数、更新頻度に縛られず、

その彫師に彫ってもらってよかったという

「生」のファンを増やしていきたい。

 

 

理不尽を嫌う。

すぐ諦め、すぐ辞める。

突然キレる、などなど。

いつの時代だって若い子たちには手を焼きます。

彫りに追われ、日々あっという間に過ぎていくと

麻痺してしまうことが経験上たくさんある^^;

彫り物が上手くなりたい、きれいに彫りたい

というのは彫師のゴールなき道。

 

それを大切にしてあげたうえで

社会人としての成長も厳しく!

サポートしていくつもりです。

 

 

…と

長々とまとまりのない事を書き連ねてしまい大変恐縮です。

ちょっとした危機感があり、

4月1日という良い節目でもありましたので、

この気持ちを忘れないようにと

ブログにさせていただきました。

 

 

次の一年も楽しく前向きに

進んでいこうと思っておりますので、

引き続き叱咤激励をよろしくお願い申し上げます。

 

 

同時に彫師見習いアシスタントも引き続き募集中。

人生の大きな転機でもありチャンスなんだ。

退路を断ち、本気で挑んでくれるなら

全力で応援します。

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