額ざんまい。。。
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2022年6月2日
KANです。
ご存知の通り日本の和彫りは
世界的に有名で多くの愛好家がいます。
昨朝、バンコクから戻りましたが、
タイでも和彫りは人気があるのですよ。
海外では”その筋の方のもの”という偏見はそもそも無く、
タイ人、欧米人にとっても憧れというか、
別格の扱いを受けているのを肌で感じます。
日本でのお仕事、愛染明王。。。
七部袖で進めています。
袖先は牡丹見切りと呼ばれる丸みを帯びた形で〆。
こちらも日本のお客さん、
脇の下もV字、U字さまざまな形があります。
こちらはバンコクスタジオのお客さん。
ひざ下に風神雷神、額彫り進行中です。
こちらは額のみの桜散らし。。。
ひざ下の場合は、ひざ上に進んだ時
綺麗に額が繋がるよう計算しながら仕上げています。
下の見切り線は真っ直ぐですね。
色々ルールはあるのですが、
個人的にはお好みで選んでいただいて良いかと思います。
風、波、渦、水、雲…
単なるシマシマ模様ではなく、
一つの大きな絵として見た時に
背景にも意味を持たせてあるのが和彫りの魅力。
同じものは二つとない、これも良いですね。
今後ますます増えていくことでしょう^^
今日は額の様々なスタイル、
紹介させていただきました。