蝶。蓮。サソリ。薔薇。

蝶。蓮。サソリ。薔薇。

KANです。
TATOO作品をカテゴリー別に分けて、
ちょっと驚きました。。。(笑)
毎回、様々な切り口で作品紹介しているつもりだったけど、
ガールズ作品の自分のご紹介は、2008年5月9日からナイ…。
と、いうワケで、今日は最近の女性のtattooをご紹介(_ _)
$ストローカータトゥーの舞台裏
まずは、腰に大きく蝶と蓮。
色は明るめのパステル調で、全体的に優しい雰囲気で仕上げてます。
腰は伸縮の激しい部位ですので、
直立の状態だと、結構皮膚が詰まった状態。
なので、毛穴が目立ち、腫れが大きく見えますね。
色数は黒を含めて、10色使っています。
ブルーとピンク系は、やっぱり綺麗です。
そして、こちらは左右の腕にそれぞれサソリと薔薇を。
$ストローカータトゥーの舞台裏
カラフルすぎるのはちょっと…ということでしたので、
ブラックを多めに効かせ、ポップになりすぎないように
仕上げました。
ブルー系のインクは、上の蝶と同じものを使っていますが、
黒の利き具合で、雰囲気はずいぶん変わりますね。
$ストローカータトゥーの舞台裏
そして右腕の真っ赤な薔薇。。。
赤のインクも暗めのトーンのものを使用しました。
鮮やかさの中にもオトナの艶が出るような…
自分的にはそんなイメージです(_ _)
そして左右を合わせてみて、全体の流れやサイズなどなど、
お互いに調和するようなバランスを心がけてみました。
女性のお客さんの場合、それぞれのキャラクターに合うよう、
自分なりに解釈して、デザインすることが特に多いです。
もちろん男性の場合もそうですけどね。
その人の眼とか、話しぶりだとか、ファッションとか。。。
お客さんはみんな、いろんな想いを持って彫るのだけれど、
当然、彫師はお客さんの過去を知るすべはなく、
つまりは、彫師からすれば、
この先の生き方に合うだろう雰囲気をイメージし、
デザインしていることになります。
これからの人生で、このtattooがあって良かったなと
心の中でふと思ってもらえる瞬間があれば。。。
この仕事の意義というのは、
結局はそこに尽きるなのではないかなぁと思います。
施術中は淡々黙々と彫ってますけどね(笑)
けっこう色んなコト考えて、実は彫ってます。。。(_ _)
今日は超ひさびさにガールズtattoo、ご紹介しました。
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