人がtattooを必要とする時

人がtattooを必要とする時

KANです。
tattooへの考え方は千差万別。
一生彫師と出会うことのない人もいれば、
tattooを必要とする人もいます。
究極の嗜好品。
ただtattooを必要としている人は、人生のある瞬間の中で、
何かを感じて欲する場合が多いようです。
もちろん、彫る側からはお客さんの彫る理由について、
質問したりすることは、もちろんありません。
ただ、彫りたい理由や思い入れなどをお話ししてくださる方も
少なくないのですね。
デザインタッチなどのご希望プラスアルファ!、
その気持ちに応えられるような絵を描くことができることもあります。
今日の作品もそんな仕事のひとつ。

「長年勤めた会社を退社し、次の人生に踏み出す勇気の証として…」
そんな人生の転機においての虎のリクエストでした。
ご希望のデザインタッチで、
威勢の良い、鮮やかな虎にしたい。
そのtattooを見るたびに元気が出てくるような。。。!
抽象的ですが、そんな風に完成図を思い浮かべました。
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人として何かアドバイスしてあげられることはできませんが、
そんな心意気に対して、一生胸を張って背負っていけるものを
彫ってあげたい。
黙々。と彫り進める中で、そんな事を考えていたりもします。
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