梅雨入り、紫陽花
EMMIEです。
夏に向けて!最近多くのお問い合わせを頂いております。
たくさんのスタジオから当スタジオを見つけて頂いてありがとうございますm(_ _)m
ようやく関東も梅雨入りをしたとのこと。
じとじとの雨でスタジオ内が翳ります。
暗い気持ちに陥りがちの梅雨ですが、今日も元気に乗り切っていきましょう!
さて、梅雨といえば紫陽花ですね。
毎年鎌倉の長谷寺に行きたくてたまらなくなります。。。
紫陽花って色とりどりですよね。
日本で多く見かけるのは水色でしょうか?青紫色なんかもよく目にします。
実は紫陽花の色というのは、育った土のpH(酸性度)によって色が変わるのだそう。
紫陽花が色づくのは、花が持つ植物色素「アントシアニン」という成分によるもの。
アントシアニンって聞いたことあるぞ…と思って調べたら、眼精疲労によく効く成分でした。あの、ブルーベリーとかに含まれるやつですね!
このアントシアニンという色素は、アルミニウムイオンと結合(錯体形成と言うのですが)をすると、青色に変わり、逆にアルミニウムイオンがないと赤色になるようです。
土におけるアルミニウム含有量はそもそも酸性であればあるほど高いそうですが、植物が吸収するためには、さらに土のpHが5.5以下でないといけないのだそう。
日本の土壌は酸性であることが多いので、「紫陽花は青い」というイメージが強くなるのは必然のようです(´-`*)
さてそんな紫陽花の花言葉は「移り気」。
酸性度の違う土に植え替えると、一度咲いた後でも色が変わる…そんな特徴からつけられた花言葉のようですね。
正岡子規の「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」という短歌はこの移り気を歌に乗せているようです。
でも、その空間に合わせて順応できるって全然いいことだと思うんだけどなぁ…(._.)
他にも、「冷酷」、「変節」、「浮気」……全然いい意味がない(T T)!!!
と思いきや、花が集まって咲く姿から「団らん」、「和気あいあい」、「家族」という言葉も見つけました♪
家族を意味するお花として、最近は結婚式のブーケや法事でお供えする花にも選ばれているようです。
それもまた素敵。
花言葉あるあるですが、この紫陽花も例によって色や品種ごとに花言葉が違うとのこと。
○ピンク色…「元気な女性」、「強い愛情」
○青色…「冷淡」、「無情」、「あなたは美しいが冷徹だ」、「高慢」
○紫色…「辛抱強い愛情」、「清澄」、「神秘」
○白色…「寛容」、「ひたむきな愛情」
白色の紫陽花にだけは、先のアントシアニンが含まれておらず、どんな土壌でも不変の白色なんだそうですよ。
ゆえに、花言葉も温かみを感じます(*´-`*)
調べると明るくない意味が多い紫陽花ですが、青とか水色とか青紫とか好きな私は、青い紫陽花がなんだかんだ好きなのです♪
個人的には冷淡な印象はまるでなく、むしろなんだか優しい印象がある紫陽花。
ううん、子どもの頃よく遊びに行っていた祖母の家に咲いていたからかなぁ。
そういう思い出こそが、大切なようにも思います( ´ ▽ ` )
最近はあまり道端で見かけないのですが、見かけたら撮ってみようっと!
では☆