日々勉強

日々勉強

キョウヘイです。
本日はお休みをいただいておりまして
以前から気になっていた本をゆっくりと読むことが出来ました。
それがこちら

湿潤療法(モイストヒーリング)
を確立した形成外科医の本です。
簡単にまとめてしまうと
「湿潤療法となにか？」
「”浸出液”の大切さ」
「ケガの手当の歴史」
などわかりやすく書かれていて、
とても面白い内容でした。
その中でも興味をひいたものが
「消毒薬の危険性」
でした。
どんな危険性？かといいますと
「ばい菌を殺菌しようと消毒薬を使うと、傷口を治そうとする菌や傷口自体も傷つけてしまう。」
ということです。
タトゥーに置き換えると
「インクが入っているより
下の皮膚層も傷めてしまい、
かえって治りが遅くなる」
ということですね。
ストローカーでも施術後
お客さんの生活に適した
アフターケアを説明しているのですが
どの方法でも
“消毒”
をする必要が無いと
説明しています。
流水で優しく洗い流してもらえれば
十分なんですね。
ちなみに
乾燥させてカサブタを作る方法が
あまり良く無いとされていましたが
タトゥーは皮膚のとても浅い部分に針を刺していくため
出来るカサブタも薄く
また、生活面でのケアの楽さも含め
問題ありませんのでご安心下さい。(^_^)
アフターケアといえば、
夏前に彫ってしまいたいという方で
「彫ったあと海に行って平気？」
という問い合わせが増えてきましたね。
海水や直射日光などは治りかけの皮膚に刺激が強いので
施術後の1週間から10日間は控えた方が良いです。
また、大量の汗や蒸れやすい環境は
雑菌が繁殖しやすく、化膿の原因となります。
ですので
海や激しく動くライブに行く方は、
予定から逆算して
余裕をもって施術を行うか
予定が落ち着いてからの施術を
オススメします。
「清潔を保つ事」
が肝のアフターケア
夏場は要注意ですね。！