心の鏡。。。

心の鏡。。。

自分の身なりを正すためには、人はまず鏡に立つ。
鏡は正直である。
ありのままの姿を、ありのままにそこに映し出す。
自分のネクタイは曲がってないと、がんこに言い張る人でも、
鏡の前に立てば、その曲直は一目りょうぜんである。
だから人は、その誤ちをみとめ、これを正す。
身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しない。
だから、人はとかく、自分の考えやふるまいの誤り
が自覚しにくい。
心の鏡がないのだから、ムリもないといえばそれまでだが、
けれど求める心、謙虚な心さえあれば、心の鏡は随所にある。
自分の周囲にある物、いる人、これすべて、
わが心の反映である。
すべての物がわが心を映し、すべての人が、
わが心につながっているのである。
いにしえの聖賢は
「まず自分の目から梁を取りのけよ」と教えた。
もうすこし、周囲をよく見たい。
もうすこし、周囲の人の声に耳を傾けたい。
この謙虚な心、素直な心があれば、
人も物もみなわが心の鏡として、
自分の考え、自分のふるまいの正邪が、
そこにありのままに映し出されてくるであろう。
今日、4月27日は松下幸之助氏の命日にあたる。
松下教(笑)信者なわけじゃないけど、
時折、そのフレーズがズシンと効いてくる。。。
そんな距離感の名言たち。
色々な節目でなんだか光を当ててくれる、
人生の羅針盤でもある。
鏡を見て、いい顔をしているのかどうか。
風体よりも眼力はどうか。
そのものさしだけは変えたくない。
すべては自分の気持ち一つで変える事ができるのだよ。
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