心の鏡。。。
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2008年4月27日
in 番外編
自分の身なりを正すためには、人はまず鏡に立つ。
鏡は正直である。
ありのままの姿を、ありのままにそこに映し出す。
自分のネクタイは曲がってないと、がんこに言い張る人でも、
鏡の前に立てば、その曲直は一目りょうぜんである。
だから人は、その誤ちをみとめ、これを正す。
身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しない。
だから、人はとかく、自分の考えやふるまいの誤り
が自覚しにくい。
心の鏡がないのだから、ムリもないといえばそれまでだが、
けれど求める心、謙虚な心さえあれば、心の鏡は随所にある。
自分の周囲にある物、いる人、これすべて、
わが心の反映である。
すべての物がわが心を映し、すべての人が、
わが心につながっているのである。
いにしえの聖賢は
「まず自分の目から梁を取りのけよ」と教えた。
もうすこし、周囲をよく見たい。
もうすこし、周囲の人の声に耳を傾けたい。
この謙虚な心、素直な心があれば、
人も物もみなわが心の鏡として、
自分の考え、自分のふるまいの正邪が、
そこにありのままに映し出されてくるであろう。
今日、4月27日は松下幸之助氏の命日にあたる。
松下教(笑)信者なわけじゃないけど、
時折、そのフレーズがズシンと効いてくる。。。
そんな距離感の名言たち。
色々な節目でなんだか光を当ててくれる、
人生の羅針盤でもある。
鏡を見て、いい顔をしているのかどうか。
風体よりも眼力はどうか。
そのものさしだけは変えたくない。
すべては自分の気持ち一つで変える事ができるのだよ。
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