タトゥーの彫り方。。。

タトゥーの彫り方。。。

KANです。
人によって柄が違う、彫る部位が違う、肌も違う。
さらに細かいことを並べると、針だって一本一本違いますし、
彫る部位がほんの少し変わるだけでインクの入れ方も違います。
彫師というのは毎日毎日彫っているわけですが、
上の理由などにより、決して同じ感覚で作業することはありません。
すべてが違うということで、日々飽きませんし、日々勉強。
とても奥が深い仕事だと思います。
自分は眼が悪く、さらに老○。も…ちょっときてまして(笑)、
皮膚を10cmくらいの距離で見ながら施術することが多いんです。
よ~く見ると皮膚って三角や菱形になっていて、
彫り進めてゆくと、全体的に腫れてきまして
ふわ~っと毛穴が目立つようになってきます。
どんなふうに???
今日は、ぼかしを施した直後の皮膚を拡大してお見せしようと思います。
↓これはふくらはぎの後ろのほう。
ストローカータトゥーの舞台裏
黒い小さな点が毛穴です。
全体的にうっすらミミズ腫れという感じでしょうか。
↓こちらはおへその横あたり。
ストローカータトゥーの舞台裏
彫りたてですので、茶色っぽく見えますね。
これは薄墨部分の肌の赤みが透けているから。
上のほうの以前彫った薄墨のように、淡くグレーに馴染んでいきます。
もっと拡大してみましょう。
ストローカータトゥーの舞台裏
モニターサイズにもよりますが、ほぼ原寸です。
彫り終わって、一服して(笑),,,15分くらい経過した状態です。
針の痕、皮膚の状態、、、
決して血がダァーダァー出るような傷じゃないのが
おわかりいただけるかと思います。
こんな感じに毛穴がはっきりわかり、血が出ないようですと
おぉ、綺麗にインクが入ったな!治りも良さそうだ!と、
彫師は満足げな顔をするのです(笑)。。。
もちろん部位によっては、こんな風に毛穴が見えにくい場合もありますし、
血がにじみ出てくる時もあります。
こうして毎回、皮膚のタイプや状態を確認しながら、彫ってるわけですね。
彫るテクニックは感覚的な要素もあり、さらには個人差がありますので、
文章にするのはちょっと難しいのですが、
みなさんには仕上がりの感じ、そして皮膚の状態なんかを
参考にしていただければと思います。
12月に入り、年内に彫りたいぜ!という方、
クリスマス前から特に混んできますので、
お早めにご連絡&ご予約をお願いいたします(_ _)


+++++++++++++++++++++++++++++++++
【横浜スタジオ】 TEL:045-944-0059
横浜市都筑区茅ヶ崎中央26-33グリーンヒルズ2階
【町田スタジオ】 TEL:042-721-3177
東京都町田市森野1-35-4 TM5ビル3階
ストローカータトゥー公式HP
メールお問い合わせフォーム
Open Daily 12:00~20:00
+++++++++++++++++++++++++++++++++