一通の手紙。。。
Posted on
2012年10月14日
in ひとりごと
KANです。
先日、彫らせて頂いたお客さんからお手紙をいただきました。
なぜストローカーの彫師を選んだのか,,,。
彫ることへの想い,,,など、綴られておりました。
メールでだいたいの事が済んでしまうご時世、
お手紙というのは、やっぱり特別で嬉しいものです。

その中で自分がすごく心に残った言葉。。。
「彫るのが上手いかどうかは素人にはあまりわからないですが、
タトゥーを入れる理由がある以上、誰に彫ってもらうかが、
私には一番大事でした。」
彫師って、絵が好きというのが大前提の仕事ですから、
とかく自分だけが納得できるデザインを追い求めたり、
斬新なことに挑戦してみたいとか、上手くなりたいとか、
自分中心の思考回路になりがちな面もある。
それはそれで決して悪いことじゃないのだけれど、
やっぱり相手あっての仕事ですから、
気遣いや、満足度・安心感というようなものも
高めていかなければいけないと思うのですね。
以前、同じようなことを美容師のお客さんに言われたことがあります。
「すんげぇ上手くなくてもいいのよ。ただ一生懸命彫って欲しい。」
誤解のないように言いますが、
下手でも良いという次元の話では決してありません。。。(笑)
生涯たった一つしか彫らない人もいる。
それには固い決意と覚悟があったはず。
痛みと同時に、彫っていた時のことはずっと記憶に残る。
彫る日常を繰り返してますと、そんな感覚が麻痺しやすい。
彫る側、彫られる側の温度差に気がつかない。。。
今回、お手紙をいただいたことで、プロの彫師として
忘れてはいけない大事なことを再確認させてもらいました。
Eさん、ありがとう☆



