一通の手紙。。。

一通の手紙。。。

KANです。
先日、彫らせて頂いたお客さんからお手紙をいただきました。
なぜストローカーの彫師を選んだのか,,,。
彫ることへの想い,,,など、綴られておりました。
メールでだいたいの事が済んでしまうご時世、
お手紙というのは、やっぱり特別で嬉しいものです。
$ストローカータトゥーの舞台裏
その中で自分がすごく心に残った言葉。。。
「彫るのが上手いかどうかは素人にはあまりわからないですが、
タトゥーを入れる理由がある以上、誰に彫ってもらうかが、
私には一番大事でした。」

彫師って、絵が好きというのが大前提の仕事ですから、
とかく自分だけが納得できるデザインを追い求めたり、
斬新なことに挑戦してみたいとか、上手くなりたいとか、
自分中心の思考回路になりがちな面もある。
それはそれで決して悪いことじゃないのだけれど、
やっぱり相手あっての仕事ですから、
気遣いや、満足度・安心感というようなものも
高めていかなければいけないと思うのですね。
以前、同じようなことを美容師のお客さんに言われたことがあります。
「すんげぇ上手くなくてもいいのよ。ただ一生懸命彫って欲しい。」
誤解のないように言いますが、
下手でも良いという次元の話では決してありません。。。(笑)
生涯たった一つしか彫らない人もいる。
それには固い決意と覚悟があったはず。
痛みと同時に、彫っていた時のことはずっと記憶に残る。
彫る日常を繰り返してますと、そんな感覚が麻痺しやすい。
彫る側、彫られる側の温度差に気がつかない。。。
今回、お手紙をいただいたことで、プロの彫師として
忘れてはいけない大事なことを再確認させてもらいました。
Eさん、ありがとう☆