次のステージへ。。。


KANです。

 

先日のブログでご報告させていただいた通り、

シュンスケが退社することになりました。

 

 

19歳でストローカータトゥーの門をたたき、

持ち前の人懐っこさと恵まれた感性で

メキメキ上達してきた矢先。

相手ある事に対し、

若さゆえに勢いで突っ走る。

頑固でまだまだ相手の気持ちに立った

振る舞いや配慮が足りない。。。笑

 

自分の若い頃もそうだったし、

他の奴らももちろんそうだった。

若者はそれでいいのかもしれない。

 

だけど自分が思う彫師像は違う。

高校時代から憧れていた彫師という職業。

自分が彫れるということと

相手から彫られたいと思われることは

まったく違うし、

人間の厚みというか度量というか,,,

彫師はそこを伸ばしていなかきゃいけない。

 

 

特に彫師という仕事は

お客さんからかなり持ち上げられて

仕事をさせていただくことが少なくない。

これが自分のよく言う

「彫師ぬるま湯地獄」というヤツでして、

お客さんから敬語で話されたり

気を使われたりしてるとね、

自分が優位で立派なんだと勘違いしちゃうわけです。

 

裸の王様っていうヤツです。。。

 

もちろん、彼はその危険領域までは

まったく入っていませんでしたし、

むしろ伸びしろが多くて

今後が楽しみという考え方もできました。

お客さんからの評判も良く、

こんな熱いヤツにはなかなか出会えませんから。

 

 

ストローカー代表としての自分の立場では

このまま仕事をしてもらいたい…。

でも人生の先輩としては

よ〜し世間の荒波にもまれてこい!

そんな2つの選択肢でどちらを優先するか

自分もずいぶん悩みました。

 

 

 

最終的にはストローカー彫師全員が

彼の決断を支持しました。

担当させていただいているお客さんには

ご迷惑をおかけすることとなり、

大変申し訳なく思っております。

心からお詫び申し上げます。

在籍彫師4名にて

責任を持って引き継ぎさせていただきますので、

ご要望は遠慮なく

お申し付けくださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

シュンスケ自身、今も迷いがあると思います。

けどね、ちょっとくらい遠回りして、

この仕事の良さや醍醐味を

再確認してくる時間は十分あると思う。

なにせ若いですから^^。

 

 

一度ケジメをつけた男として

その時は彫師一同また笑顔で迎えたいし、

お客さんも喜んで迎え入れてくれると思う。

 

 

次のステージへ。。。

進め!シュンスケ。