進行中の八咫烏と鶴のデザイン

ぶーです。

 

本日は、現在進行中の少し大きな作品を二つご紹介いたします。両方とも鳥と雲を組み合わせたデザインです。

 

 

一つ目は、脇腹に八咫烏と雲のデザイン。

サイズはA4ほどなんですが、なんと、こちらのお客様は今回が初めてのタトゥーです。

 

脇腹は身体の中でも特に痛みを感じやすい部位ですが、初めてとは思えないほど頑張っていただきました。逆にこの痛みが基準になると、次他の部位が少し楽に感じるかもしれませんね。

 

脇腹は皮膚の伸び縮みが非常に大きいため、転写後も正面・横・斜めと何度も確認しながら、腕を上げたり体をひねったりして、どの姿勢でも自然に見えるようにバランスを調整しました。

 

初回で筋彫りと一部ぼかしまで進んだので、次回カラスのぼかしを入れて完成予定です。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

続いては、太ももから足首まで大きく配置した鶴と雲のデザインです。

最初はいただいた参考画像を元に、顔を上へ向けた構図も考えていましたが、膝は曲げ伸ばしによる変形が大きく、顔やくちばしが歪んで見えやすくなってしまいます。

そこで今回は、短パンを履いた時にも顔と翼が綺麗に見えるよう、まず顔の位置を膝下に決めて、繋がってくる鶴の体を、正面・側面のどちらから見ても自然につながるようデザインを描いてみました。

一回目で筋彫り、二回目でぼかしまで進み、こちらも次回完成予定です。

 

実はこちらのお客様、僕がデビューして少したった頃から通ってくださっている方です。

これまでワンポイントをいくつも担当させていただきましたが、この作品を最後に遠方へお引っ越しされるとのこと。

 

少し寂しい気持ちもありますが、最後まで責任を持ってしっかり仕上げ、新しい環境でもずっと気に入っていただける作品になってくれればとても嬉しいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

今回ご紹介した二つの作品は、どちらも皮膚の動きが大きい部位への施術でした。

SNSなどでは、タトゥーの完成写真だけを見ることが多いですが、実際は身体の形や筋肉、姿勢、普段の見え方、見せ方まで考えながら、一人ひとりに合わせて構図を調整しています。

大きな作品になるほど、デザインの見え方に大きく影響すると思います。彫り始めまでに時間はかかってしまいますが、打ち合わせでご相談する時間がとても大切だと思っています。

 

ありがたいことに、最近は、大きな作品をお任せいただく機会が少しずつ増えてきました。

そのたびに、自分の経験や技術の未熟さを感じる場面も多くありますが、それ以上に学ぶことも多く、毎回とても充実した時間をいただいています。

 

転写を確認しては貼り直したり。時にはマッキーで直接描き足しながら、お客様にも何度も立っていただいたり姿勢を変えていただいたりと、ご協力いただくことばかりです。本当にありがとうございます。

 

これからも、お任せいただいた期待以上にお応えできるよう、一つひとつの作品と真剣に向き合い、技術を磨き続けていきます。

 

完成のご紹介もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

 

以上ぶーでした。