和彫りの袖を延長したい。。。
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2026年7月8日
KANです。
今日は和彫りの袖延長について。
以前彫らせていただいた不動明王袖七分、
今回は九分に延長し、彼岸花を追加したいとのリクエストでした。
三分、五分、七分袖、背中の額彫り、胸のタイコ
すべて将来的に延長できるよう考慮されるべきものです。
見切りに向かうその角度や広がり(ちょっとわかりにくいですよね,,,)、
その場しのぎではなく、すべて計算して額を見切ります。
自分が彫らせていただいたものであれば、
延長は当然しやすいのですが、
こればかりは経験でして、
例えば他の彫師が彫ったものを延長する場合、
それが計算されていると
あー経験豊富な彫師が彫ったものなんだなぁとニンマリしてしまいます。
「延長はこうしろってことね」と、
伝言ゲームのように、その彫師の作為が伝わるのです。
七分から九分は比較的時間がかからず彫り上がります。
五分から七分や九分の場合はひじがある分、時間がかかります。
不動明王の迦楼羅炎(かるらえん)と同じ色の赤を使い、
一体感が出るよう仕上げさせていただきました。
見切りの濃さを合わせ、違和感なく均等に馴染ませる。
これも彫師として妥協してはいけないポイントです。
今回もありがとうございました。









