冬キャンプ

 

 

ずっとやってみたかったオフの日ブログ。

今日はそんな記念すべき一発目の休日ブログやらせて頂きます◎

お付き合い頂ければ幸いです。

つい先日お休みを頂き、

幼馴染3人と冬キャンプにいって参りました。

 

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今回はキャンピングカーに、

寝袋とスノーボードの板だけを積んで、

滑れそうな雪山を見つけたら滑って、

疲れたら温泉に浸かって、

お腹が空けば、地の食材を地のお酒と一緒に頂く。

 

男同士、そんな気ままな旅を目指していざ出発です。

 

道中は出発前に買い込んだビールをひたすら飲んでました。笑

(運転は飲めない友人が引き受けてくれました)

不思議なもので、いつものビールも、

飲む場所や、飲む相手が変わるだけで味がガラリと変わります。

普段は飲めても3本くらいなのですが、

この夜だけは何本空けたかわかりません。

 

この日のキャンプ地に到着後、

〆のビールを空けてこの日はすぐ就寝。

冬場のキャンプ、底冷えする事を覚悟しておりましたが、

友人の気の利いた冬仕様のカスタムにより、

3つの暖房器具のお力添えで、

起床した時は、汗と共に昨日のお酒が全部デトックスされてました。

 

この日は起きてすぐに雪山へ。

天気は最高!!山に近づくにつれテンションが上がって来ます!

 

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しかし、

暖冬の影響で例年に比べ、雪質が悪く、

早々に下山。

先日は雪が降った事に対してボヤき、

今回は雪が降らない事に嘆く人が沢山いて、

人間は随分とワガママだなー

なんて事を思いつつ、

気を取り直してこの日のキャンプ地に向かいます。

 

途中で「鹿の湯」という温泉に立ち寄りました。

風情ある建物は明治〜大正時代に建てられた物だそうで、

今も当時の姿のまま、時の流れを拒んだかのような佇まいは、

まるで日本昔ばなしの世界に入ったかのような感覚になります。

 

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所々に千住札が貼られており、

おっ!この文字の跳ねの躍動感、刺青で表現したいな…

あっ!この模様は今度使おう…

はっ!こんなグラデーションのかけ方素敵じゃん!!

など、

気がつくとそんな事に頭が一杯で、

若干のぼせ気味になりました。照

 

前日は飲む事ばかりに夢中でしたので、

この日は、食にもにも力を入れたいと思い、

途中からはトレーラーハウスをチャーターする事にしました。

 

車の中とは思えないくらい快適で、

3口コンロにオーブンや大型冷蔵庫、

ダブルベッドが2つ、

シングルベッドが3つ、

シャワー室やトイレまで完備しておりました。

キャンピングカーも快適だったのですが、

比べる対象によって快適の物差しは変わってしまいます。

やはり人間はワガママですね…笑

1日おきに引っ越しをしているような気分になり、

終始、忙しなさと新鮮な気分が入り混じってました。

 

車内では広いキッチンを前に、

揃って気合いが入ります。

自分は形だけの調理師免許をもっているので、

こうゆう時、出しゃばるにはいい武器になります。

 

 

 

写真は、自信たっぷりに、

「俺に任せなさい!」

なんて言い放ち、

実際はそんなに上手く出来ない事に若干焦っている瞬間です。笑

 

変化球のパスタだったり、〆用のラーメンを圧力鍋で一から作ってみたりと、

この夜は男同士、随分とバカ真面目に料理に打ち込んでおりました。

 

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日を跨ぐ頃には、

日本酒の栓を開けての晩酌が始まります。

そこでの酒の肴は、他愛もない話のみでございます。

思い出話からはじまり、愚痴や将来の不安(笑)などなど…

ストローカーのみんなとも10年、

20年後こんな風に語り会えたら最高だなぁ〜…

なんて事思ってました。

 

最終日は映画テルマエロマエのロケ地にもなった、

秘湯「北温泉」に向かいます。

人里離れたこの場所は、

文明を容易くは受け入れないご様子で、

車では途中までしか行けません。

道が細くなっていくにつれて、

携帯電話も徐々に圏外になります。焦

そんな環境に追い打ちをかけるかのように天候は大荒れ…

さすがに一瞬、躊躇しました…笑

 

しかし、意を固めて近くの駐車場で車を降り、

そこから人1人分の山道を雪中行軍のように隊列を組み目的地に向かいます。

旅の〆という事も重なり、

ゲームのラスボスに挑んでいるかのような気分になります。

途中、

落石注意、足元注意の看板に若干怖気付き、

新雪に足をとられ、

雪まみれになりながらも、

斯くして目的地「北温泉」に到着します。

 

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写真ではどんよりした佇まいのようにも見えますが、

体中に雪を纏った自分にとっては、

オアシスに辿り着いたかのような安心感がありました。

 

年季のある引き戸を開けると、

まず先に看板猫のモモちゃんがお出迎え。

続いて優しいお婆ちゃんが、

濡れた衣服が乾きやすいようにと薪ストーブを焚いてくれます。

 

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周りを見回すと、

そこには囲炉裏や年季の入った農具や工具があり、

歴史を感じさせます。

立派な柱や梁は地面から直接生えてるかの様な力強さがあります。

お話をお伺いした所、

江戸時代からのものだそうで、少しの間浪漫に浸ってしまいました。

目で歴史を感じ、鼻で温泉の香りをきき、耳には薪の弾ける音が入ってきて、

癒しの三拍子が見事に調和していていました。

 

館内に3つある温泉はどれも素晴らしく、

広いとは言えない館内に、

気がつけば4時間近く居座ってしまいました。笑

また、この日はお客さんも少なめでしたので、

刺青で遠慮することなく、

いつも以上に、

ゆっくり入浴する事が出来ました。

 

 

 

帰る頃には天候も回復して、

湯冷めする事なく帰路に着くことができました。

混浴に男しかいなかった所だけは悔やまれますが…笑

全体的にとても楽しい冬キャンプになりました!

 

四六時中飲んで食べてを繰り返し、

帰宅して体重計に乗ったら2キロも増えてました。焦

 

しかし、お陰様で充電たっぷりです!

またいい旅ができる様に、

これからも仕事に精進していこうと思います。