菊の関西彫り
Posted on
2017年5月14日
KANです。
近頃、「和彫りもできますか?」
というお問い合わせが多いです。
和彫りイコール手彫りという
考えの方もいますので、
ひとつ整理してみましょう。
現在も伝統的な手彫りスタイルを
継承されている彫師もいますし、
マシンで綺麗に彫る彫師もいます。
和彫りは「日本の伝統的な和柄」として
捉えていただき、
額の入った和風な柄は
マシンで彫っても手で彫っても和彫り。
そう思っていただいて良いと思います^^。
ちなみにストローカーでは
すべてマシン彫りです。
というわけで最近の和彫り作品。。。
袖五分、菊の関西彫り。
乳首の上で額をまとめるのが関東彫り。
乳首の下までいくのが関西彫りと言われます。
左右で菊のデザインやぼかし具合を変え、
単調にならないように工夫してあります。
順調に進行中です、袖九分の龍。
こちらは今週から始まりました、
龍と般若。
若干のカバーアップも含んでいます。
大阪から通っていただくので、
1回の施術を長めに取りながら進めていきます。
二つとして同じ柄にはならない和彫り、
一般のお客さんにも好まれるようになり、
時代の移り変わりを感じます^^
大きな柄は特に
長いお付き合いになりますから、
信頼関係を損なわないよう
しっかりと責任を持って進めないとね。
継続中の方、
よろしくお願いいたしますm(_ _)m