未成年のタトゥー。。。

未成年のタトゥー。。。

KANです。
最近、「20歳未満なのですが、彫れますか?」という
お問い合わせを数件いただいております。
薄着の季節ですから、Tattooを目にする機会も多く、
インターネットや専門雑誌など、情報があふれてますからね。
今日はあらためて、未成年のタトゥーについて、おさらいしておこうと思います。
神奈川県の場合、神奈川県青少年保護育成条例という法律があります。
(入れ墨の禁止)
第18条 何人も、青少年に対し、入れ墨を施してはならない。
2 何人も、青少年に対し、入れ墨をするように勧誘し、又は周旋してはならない。

これは県条例ですので、言い回しに違いはあれど、
他県にも同じような条例があるはずです。
彫師はまず、これを遵守する。
ストローカーでは、もう少しハードルを上げて、
20歳以上の方とさせていただいております。
どうしてよ???
Wikipediaで刺青を調べていた時、非常に客観的なことが書かれていましたので、
ご紹介しておきます。

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◎現在でも、刺青を入れた者は暴力団構成員と認識され、
公衆浴場(銭湯など)や遊園地、プール、ジム、ゴルフ場等への
入場を断られる事がある。
◎刺青をした者の入場が禁止されている公衆浴場などに
刺青をした者が入ると住居侵入罪で処罰されるし、
刺青をした者が退場を求められても従わなかった場合は
不退去罪で処罰される(刑法第130条)。
◎司法当局は刺青の有無を当人の社会的スタンスを示す
明確な指標として認識しており、逮捕された者は
留置施設において刺青の有無確認とその写真を撮影される。
◎警察・検察での取調べや公判に際しては、
刺青の存在が担当官の心証に反社会的性向の象徴として捉えられるため、
結果として量刑に影響を与える事が多い。
◎刺青が原因で勤務先からマイナス評価を与えられたり、
懲戒解雇の対象とされたり、コンプライアンス(法令遵守)の観点から
業務契約を破棄されたりと、社会生活上様々なリスクを負うケースも多い。
◎生命保険会社は暴力団関係者の加入を断っているため、
申込者に刺青がある事が明白な場合、その加入を断るケースもある。
◎タトゥーをしている者が通常の企業などで就職や就業することは
非常に困難であり、また、タトゥーを除去することはタトゥーを彫る
ことよりも大変であり、さらには、完全にタトゥーを除去することは
不可能であるため、タトゥーをしている者は企業における業務や出世
などに悪影響を及ぼすということは覚悟をしなければならない。
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いかがでしょう。。。
これはオーバーな記述でもなく、オトナ社会の事実であり現実です。
一人のオトナとして飯が食えるよう働き、
たとえ不都合があったにせよ、それをはねのける人生経験と器を
備えてからでも良いんじゃぁないの。。。と、人生の先輩として
思うわけです。
当然tattooを彫っているオトナたちはみんな、
そのリスクを背負って生きています。
そんなこと分かってるぜ!
そう思うかもしれません。
実際、未成年で彫っても後悔しないかもしれません。
でも知っているのと経験しているのとは違います,,,。
例えば、今18歳。
20歳まであと2回だけ、Tattooのない夏があると思えば、いいじゃないか♪
「ハタチになったから来ました!」
これは彫師にとって、すごく嬉しい。
タトゥー好きなオトナ同士として色々な話が出来ると思うよ。
自分の足で立ち、そして、かかってこい(笑)
$ストローカータトゥーの舞台裏
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