天才浮世絵師歌川国芳と都市伝説
SHUNです!!
日本の和彫りと呼ばれる刺青を始め、
今日も続く、
日本のタトゥー文化にも大きく影響を与えたもの。
浮世絵。
浮世絵とは、
江戸時代に初まった絵画のジャンルで、
当時の人々の生活や人物、
風物などを描いた今で言う雑誌に近いでしょうか。。。
テレビやラジオも無い時代、
大いに大衆を惹きつけたことでしょう。
そして、
浮世絵を描く人を浮世絵師と言い、
その中でも最も人気な浮世絵師。
歌川国芳。
最近でも、
彼の描く近代的で斬新な手法が再評価され、
都内で国芳展を催したり、
世界的にも国芳の浮世絵は人気が高いようです。
当時は、
「江戸に国芳あり!!」
と、称えられる程の天才浮世絵師でした◎
何がそこまで凄いのか。。。
今の漫画などの表現で使われるような、
大胆で斬新なデザイン◎
西洋の医学書から勉強したと言われている、
髑髏の絵の卓越したデッサン力◎
伝統に従わない表現や、
大迫力な構図◎
中でも自分のお気に入りはこれ!
江戸時代にこの表現力は圧巻です◎
現代のアニメや漫画にも出てきそうな、
カッコ良いポージング。
さてさて、
そんな歌川国芳。
都市伝説マニアの間では、
彼は、
『タイムトラベラー』
『預言者』
なんて呼ばれていたりもするのです。
その証拠がこちら。。。
この絵の右側の貸傘の番号1861番。
これは、
歌川国芳の没年と合致しているのです。
当時は西暦を使っていなかったので、
単なる偶然と見られてきましたが、
果たしてどうでしょう。。。
更に、
これはご存知の方も多いと思いますが。。。
『東都三叉の図』
江戸時代の隅田川付近の風景と、
人々の生活を描いた浮世絵ですが、
一箇所だけ違和感がございませんか?
隅田川の遥か向こう側、
当時では有り得ない程の高さの建造物が見えます。
場所や高さから計算して、
日本で一番高い建物のあれに見えませんか?
スカイツリー◎
実際のスカイツリーの位置から計算しても、
4キロ程のズレしかないのだとか。。。
左にあるものは火の見櫓で、
井戸掘りの櫓説が最も有力らしいのですが、
この辺りであの高さの櫓が必要なほどの井戸を掘ると、
海水が出てしまうのでは、
と言う意見もあります。
ただ、
浮世絵の中の橋を見ると、
右の隅田川の横断する橋は『永大橋』
櫓の横の橋は『中之橋』になって、
スカイツリーとは、
逆方向を向いて絵を描いている事になるようです。
しかし!!
宇宙人や超常現象を信じるオカルト好きな自分は、
諦めきれないと言うことで。
当時、
火の見櫓の高さは3丈2尺(10メートル)と決まっていて、
問題の塔は、
2.5倍の25メートル。
遠近法で見るとそれ以上かと。。。
井戸を掘る櫓にしては、
やはりとてつもない大きさなのです。
では、
一体何なのか。
当時、
そこには『油掘川』と呼ばれる水路が通っていました。
つまり名前の通り、
油田を掘る為に大きな櫓を建てたのではないのか。。。
だからあんなにも高い櫓を建てて、
それがたまたま国芳が描いたのではないか。
それならつじつまが合いそうですが、
東京湾で油は出ませんし、
世界初の油田櫓は、
ペンシルベニアの1859年。
こちら天保2年は1831年。。。
世界新記録!?
信じるか信じないかはアナタ次第ですm(_ _)m