ちひろの独り言


ちひろです。

 

ここ最近は、パタパタとしておりまして。

描いて彫って、打ち合わせをして、

はじめまして!とお久しぶりです!のご挨拶。

 

たまたまですが、今月は6,7年ぶりに

お越しいただく方が多かったです(^^)

 

何年経っても、また訪ねていただける事。

数あるスタジオから選んでいただけた事。

 

とても嬉しく思っております。

 

 

話は変わりまして、

先日、少し落ち込む事がありました(^^;)

 

左側は、私が2014年2月に描いた下絵です。

お客さんのイメージをお聞きして

描き上げたものです。

 

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髪型、服装、クロスの質感、数字、文字,,,。

天使と悪魔に入ったtattooの位置なども、

明確になるまで、相談しながら描いてゆきました。

 

その後、施術予約キャンセルが2回程入った後、

連絡が取れなくなってしまいました。

 

そして先日、雑誌を見ていましたら、

その下絵が、右側の写真のように、

他店のtattooとして仕上がったものが

掲載されておりました。

 

下絵はお客さんにしか

お見せした事がないので、

その担当された彫師さんが

そのまま彫ったのではないかと考えました。

 

まず先に、こちらの絵を彫った方の

名誉のためにも言っておきたいのですが、

お客さんが持ち込みされた絵の場合、

それが彫師による下絵でない場合については、

そのまま忠実に仕上げる事も少なくありません。

 

おそらくお客さんは彫師の下絵ということを

告げずに持ち込んだのかもしれません。

 

彫師は、彫っている時間の何倍もの

時間をかけて絵を描いております。

 

どの彫師も皆そうだと思うのですが、

頭を悩ませて描いた絵は、

分身のようなもの。

 

その気持ちをほんの少しでも、

理解していただければと思います。

 

当初、下絵をとても気に入って

いただいていただけに、少々凹みつつ、

自分に何らかの不備があったのだと、

改めて反省する部分もあります…。

 

めげずに、もっと満足してもらえるように、

下絵を描いてゆこうと、改めて思いました!

 

美味しいビール呑んで!

切り替えて!

 

また、一生懸命描いてゆきますので

よろしくお願いいたします(‘へ’)>